この程発売となったApple Watch vintage - like silver band。
ビンテージのバングルをベースに、Apple Watch用に仕立てたウォッチバンドです。
Apple Watchのスタイリッシュなフォルムに、シルバーのビンテージ感が調和。
日々をともに過ごすウエラブルデバイスが、ジュエリーをまとう高揚感を与えてくれることでしょう。
ライフスタイルのすみずみまでデジタルが浸透しつつある今、金山にとってもApple Watchは必需品になりました。
「日々のバイオリズム管理やコミュニケーション、それから決済も。あらゆるシーンで欠かせないプロダクトです」。
Apple WatchだけでなくPCやヘッドホンなど、さまざまなアップル製品を愛用する金山。
そのストイックなまでに機能美を突き詰めた結果生み出されるプロダクトのミニマルな美しさを尊敬し、共感してきました。
「ただアップルウォッチのバンドだけは、いくら探しても自分にしっくりくるものがなくて。
純正のシリコーン製のものでは少し味気ないし、かといってHERMESのものはデイリーに使うにはちょっと気を遣いすぎる。
気がねなく使えて、毎日Apple Watchを着けるのが楽しみになるようなバンドがあったら嬉しいですよね。
僕と同じような人たちはたくさんいるだろうし、だったら自分で作るしかないと思ったんです」
目指したのは、アップルのデザイン哲学をリスペクトしながらも、シンプルな中に少しの違和感を加えるh’ereならでは美意識を忍ばせること。
製作期間は、構想段階を含め1年半に及びました。
理想的なフォルムを生み出せる職人探しから始まり、試作を何度も繰り返す。
シルバーが厚ければホールド感に優れるものの、見た目は損なわれ、重くなってしまう。
薄すぎれば、デイリーに使うウオッチバンドとしては耐久性に欠けてしまう。
3D CADによるバランス調整、コンピュータでは測れない付け心地を金山自身が確かめながら。
機能とデザイン、付け心地の理想的なバランスを求めてテストを繰り返し、現在の形に辿り着いたのです。
バンドは一つ一つが職人の手仕事で約2ヶ月をかけて仕上げられます。
デザインチームと職人の熱量が、シルバーのバンドを1つの“ジュエリー”へと昇華したApple Watch vintage - like silver band。
最後は皆さまの手で、自分だけの作品に育てていただければ幸いです。